シルクアミノ酸は、人間のからだを構成する20種類のアミノ酸のうち全ての必須アミノ酸9種類を含む18種類のアミノ酸が含まれています。
シルクアミノ酸の成分には、それぞれ、様々な働きがあり、目的にあったアミノ酸を摂取することで、からだの調子を高め、想像以上の結果をもたらすこともあるでしょう。
今回は、シルクアミノ酸に含まれる成分18種類全てをご紹介します。
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シルクアミノ100EXに含有する18種類のアミノ酸
シルクアミノ100EX premiumは天然の絹糸から抽出された付加価値の非常に高い高タンパク質食品です。
丹後ちりめんで有名な京都府与謝野町(旧加悦町)が東京農工大学 平林潔教授と共同開発した安全安心な化学添加物を一切使用していない日本国産の商品です。
一般食品ですが、下記のような成分で構成されており、東京農工大研究所の研究結果によると、薬理効果として血中アルコール濃度の低下、血中コレステロール濃度の上昇抑制、血糖値の抑制などの効果があるとされています。
特にむくみ防止や二日酔い防止に効果がるといわれています。
シルクアミノ100EX 成分・組成
非必須アミノ酸
アミノ酸名 | 記号 | 特徴(大学研究室研究結果) | 100g中 |
---|---|---|---|
グリシン | Gly | 血しょうコレステロールを低下させる作用がある | 36.4g |
アラニン | Ala | アルコール代謝、肝機能の維持 | 30.9g |
セリン | Ser | 脳神経の栄養成分・保水細胞活性の効果 | 12.9g |
アスパラギン酸 | Asp | タンパク質の構成成分、生体内代謝に重要な役割を果たす | 2.53g |
グルタミン酸 | Glu | 脳の代謝やほかのアミノ酸の代謝に関与 | 1.94g |
プロリン | Pro | 心臓筋肉の合成に関与、コラーゲンの主要な要素 | 0.60g |
アルギニン | Arg | インシュリン、成長ホルモンの分泌を助ける、コラーゲンの形成 | 0.52g |
チロシン | Tyr | タンパク質の構成成分 | 0.44g |
シスチン | Cys | 体の抗酸化作用を助け、皮膚や髪の合成に関与、白血球の活性化 | 0.09g |
必須アミノ酸(体内で作れず食品から摂取しなければならないアミノ酸です。)
アミノ酸名 | 記号 | 特徴(大学研究室研究結果) | 100g中 |
---|---|---|---|
バリン | Val | 筋肉強化・疲労回復効果。甘みと旨味を構成。 | 36.4g |
スレオニン | Slo | 肝臓への脂肪蓄積を予防する働き | 1.21g |
イソロイシン | lle | 造血作用に効果 | 0.52g |
ロイシン | Leu | 肝臓の機能を高めてくれる働きがある | 0.49g |
リジン | Lys | 抗ウイルス作用があり、筋肉組織の合成に関与 | 0.35g |
フェニルアラニン | Phe | 学習、記憶に関与、チロシンの前駆体、うつ病の改善に使用 | 0.29g |
ヒスチジン | His | 皮膚で紫外線を吸収、貧血の治療等に用いられる、自己免疫疾患 | 0.18g |
メチオニン | Met | 肝機能の活性化作用 | 0.09g |
トリプトファン | Trp | 鎮静作用を持つ神経伝達物質セトロ二ンの前駆体 | 0.01g |
※アミノ酸のg値は日本食品分析センター分析結果
※アミノ酸合計が100gにならないのは微量の水分や脂質、糖質、塩分などがあるため
グリシン
グリシンは非必須アミノ酸の一種で、不眠を改善する効果や抗酸化作用があります。
また、グリシンはコラーゲンを構成するアミノ酸で、コラーゲン中の約3分の1を占めています。
肌のハリと弾力を保つ役割を持つほか、脊椎や脳幹に多く存在し、中枢神経で抑制系の神経伝達物質としても働きます。
アラニン
アラニンは肝機能を強化し、アルコールの分解を促進するアミノ酸の一種です。
また運動時のエネルギー源であるグルコースを生成するため、長時間の運動時に必要な成分です。
アラニンは甘みを持ち、天然の食品添加物としても使用されています。
セリン
セリンは、シルクのプロテインから発見された非必須アミノ酸の一種です。
セリンは、脳を構成する神経細胞の材料となるため、脳にとって重要な成分です。
また、美肌を保つ効果や睡眠を改善する効果もあります。
アルギニン
アルギニンは体内の成長ホルモンの分泌に深く関係している成分で、効果としては筋肉強化、体内における活性化、免疫強化があると言われています。
アルギニンは体内でも生成されていて、グルタミン酸から生成されますが、その量は充分とは言えないため、体外から不足しているアルギニンを補う必要があります。
チロシン
チロシンは神経伝達物質の原料となり、うつ状態を改善する効果がある非必須アミノ酸の一種です。
またチロシンは代謝や自律神経の調整を行う甲状腺ホルモンや髪の毛、皮膚の黒色色素であるメラニンの材料となります。
シスチン
シスチンは非必須アミノ酸の一種で、傷の治癒の促進やブドウ糖の代謝に関与するほか、抗酸化作用、イオウを分離して毒素と結合させ解毒する作用、生活習慣病・がんの予防などに効果が期待できます。
プロニン
プロニンは、リパーゼを活性化することで体脂肪分解の手助けをし、体脂肪を燃焼させる働きがあります。
リジンなどと同じく、身体の組織を作り、修復する働きがあるので、筋肉を作るのにはなくてはならない栄養素です。
グルタミン酸
グルタミン酸は、おもに脳神経細胞のエネルギー源となるアミノ酸の一種です。
脳機能を活性化して、ストレスへの抵抗力を強くする作用があります。
また、細胞の柔軟性を維持し、エネルギー代謝、窒素代謝に関与します。
アスパラギン酸
アスパラギン酸はアミノ酸の一種で利尿作用があり、有害なアンモニアを体外へ排出し、中枢神経系を保護します。
またカリウムやマグネシウムを細胞内に運び、疲労物質である乳酸をエネルギーに変える手助けをするため、疲労回復にも効果があります。
また、うま味を持つアミノ酸として、様々な食品に含まれています。
ロイシン
ロイシンは、必須アミノ酸のひとつで、食事から栄養分として摂取しなければならない成分です。
バリンやイソロイシンとともに、筋肉でのエネルギー源となる BCAA (分岐鎖アミノ酸)に分類され、肝臓の機能を高めて、筋肉をつくり出したり、傷ついた筋肉を修復する働きを持ちます。
バリン
バリンは必須アミノ酸の一種で、筋肉を強化したり、疲労回復効果があります。
また、成長を促進したり、血液の中にある窒素のバランスを調整する効果があります。
バリンはロイシン、イソロイシンとともにBCAAと呼ばれ、運動時のエネルギー補給としてスポーツサプリメントなどに配合されています。
スレオニン
スレオニンは成長と新陳代謝を促し、肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぎ脂肪肝を予防します。
胃炎改善作用があり、食欲増強にも効果があります。また、スレオニンは体内でのコラーゲン合成時に材料として用いられ、美容促進にも欠かせないアミノ酸のひとつです。
フェニルアラニン
フェニールアラニンは、必須アミノ酸の一つで、脳と神経で信号を伝達する神経伝達物質として働きます。
フェニールアラニンは興奮性の神経伝達物質であるノルアドレナリンとドーバーミンに転換され、精神を高揚させ、血圧を上昇させる作用があります。
ヒスチジン
ヒスチジンは発育に不可欠なアミノ酸で、大人は体内で合成できますが、子どもは体内で合成できないため、必須アミノ酸扱いになります。
ヒスチジンは成長に関するほか、シミやそばかす、皮膚がんの予防、ストレスの軽減や慢性関節炎の緩和、神経機能、性的エネルギーの向上などの効果もあります。
イソロイシン
イソロイシンとは必須アミノ酸のひとつで、 ロイシン、バリンとともに、その分子構造から分岐鎖アミノ酸類(BCAA)に分類されます。
筋繊維を構成するタンパク質の主成分はこのBCAAといわれるアミノ酸。
体の筋肉の成長促進、筋肉の強化、血管拡張などの効果があるといわれるアミノ酸です。
メチオニン
必須アミノ酸であるメチオニンは、化学構造に硫黄が含まれているため水に溶けにくい性質を持っているのが特徴。
メチオニンは血液中のヒスタミンを排出させることによってアレルギーの発生を抑制する効果があるのです。
また、メチオニンには即効性の抗うつ作用を備えておりうつ病改善を目的として処方されています。
トリプトファン
トリプトファンは神経アミノ酸と呼ばれていて、セロトニンと呼ばれる神経ホルモンに変換するアミノ酸です。
牛乳から発見され、乳製品や大豆製品、ナッツ類などの様々な食品中のたんぱく質に含まれています。
精神を安定させ、鎮痛作用を持つ神経伝達物質の原料となります。
リジン
リジンは、必須アミノ酸のひとつで、人体を構成するたんぱく質の組み立てに必要な栄養素です。
肉などの動物性たんぱく質に多く含まれています。ブドウ糖の代謝を良くして集中力を高めたり、カルシウムなどの吸収を促進するほか、肝臓機能の強化などの効果が確認されています。
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このようにシルクアミノ酸には、体の働きを助けてくれる成分がたくさん含まれています。
そのなかでもシルクアミノEXは、ブタなどを使った他社製品とは違い、シルクでできたシルクアミノは植物系アミノ酸。
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» シルクアミノ100EXと他社製品との比較